先月のお話ですが、秋から再びご紹介させていただく予定の、
絞りの木綿のきもの制作のため、絞りメーカーさんへ。
せっかくなので、こちらのメーカーさんの絞り浴衣を着て♪
黄色とグリーンがバカンスっぽくてとってもお気に入りです。
打ち合わせもテンションが上がる!(早くお祭りで着たいなぁ)
片貝木綿と有松絞りのコラボ。
お花と丸。飛び柄の型を一から起こしたオリジナルです。
片貝木綿生地に巻き上げ絞りをほどこした後、無地染めをします。
まずはどの柄をどの色に染めるか決めました。
メーカーさんの社長様自ら染めてくださっているのですが・・・
染めるときの苦労話をたくさん聞かせていただきました。
無地染めは通常の絞りの浴衣の場合、数反ずつ一気にひとつの釜の
中に入れて染めることができるのですが、こちらの着物は絞りの数が
少ないため、ひとつの反物を手でたぐりながら染料の釜の中に、
出し入れしながら、つきっきりで染めなければいけないそうです。
染料の温度は、50〜60度。黒や紺だと80度ほど・・・。
(夏場はキケンですね)
併設されている染めの作業場を見せていただきました。
それがこの釜、、。
職人の方々の苦労が、あらためて伝わりました。
ただ今絶賛製作中!(ですが染めは真夏は避けてくださいねっ)
秋から、染め上がった順にお見せできると思いますので、
楽しみにお待ちください!