つゆくさ 有松絞り浴衣
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100キロ歩け歩け大会
10月の最終週「100キロ歩け歩け大会」に参加したときの様子を、
長くなりますが、綴りたいと思います。

主催されている会社の方と、数年前からのお知り合いで、
そのときからずっとお誘いを受けていたのですが、100キロ
歩くなんて……と、なかなか勇気が出ませんでした。

ですが、去年スタッフが参加したのをきっかけに、ついに私も、
今年チャレンジすることに!

スタート当日は、近づく台風の影響で、土砂降りの冷たい雨、
すさまじい風……。少し気持ちが沈みましたが、天気予報は雨のち晴れ。
晴れ間を楽しみに気持ちを盛り上げ、歩くことにしました。

30キロ地点は、雨風にうたれながらも、余裕で到着。
35キロを過ぎたあたりから、少し足首が痛くなりはじめましたが、
そこでちょうど雨が上がり、なんと虹を見ることができました。




ずっと雨で下を向いてばかりだったので、嬉しさ倍増でした。
お天気の神様(?)が、励ましてくれているような気がしました。

それからは周りの景色を見る余裕ができました。

秋だな……と感じたススキの穂。



お祭りも行われていました。



涙が出そうなほど、美しい夕暮れ。



日が沈むまでの移り変わる空の色を、ずっと眺めることができ、
とても感動しました。

日がすっかり落ちた40キロ地点。痛む足首にテーピングを巻いて出発。
これから50キロのチェックポイントまでが、本当に長くて、弱音を
吐いてばかりいました。。

ですが、一緒に歩いてくれたスタッフや、電話をくれた友人たちに
励まされ、なんとか50キロ地点にたどり着くことができました。

そこで、社長の奥様とお子様たちが応援に駆けつけてくれました。
着替えをくださったり、重い荷物を預かってくださったり、弱りはじめた
気持ちと体が軽くなりました。

それからは満天の星、明るいお月様に見守られ、田舎道をひたすら
歩きました。

60キロ近くになり、昨年100キロ完歩したスタッフが、深夜はるばる
応援に駆けつけてくれました。制限時間に追われ、正直、この地点で
(もう無理……)と気持ちが殺伐としていたのですが、一転して笑顔に
なりました。


そして70キロ地点。とうとう体力と足の痛みが限界になり、リタイヤする
ことに決めました。

100キロ完歩できず、とても悔しかったのですが、70キロまで歩けたことは、
周りの方々の支えがあってこそ・・・感謝で胸がいっぱいになりました。

チェックポイントでマッサージや案内をしてくださった方、
道案内の警備の方、リタイヤ組を搬送してくださった方、
その他大会に携わっておられた大勢のスタッフの方々に、
心から御礼申し上げます。

そして、一緒に歩いてくれたスタッフ(完歩おめでとう!)、
メールや電話をくれた友人、応援にかけつけてくれた会社の仲間、
心配してくれた家族に感謝です。

ところで、翌日は台風一過の青空。海がキレイでした。



この海を眺めながら歩けなかったことが、ただひとつ残念でしたが、
大会のキャッチフレーズ通り、「感動!感激!感謝!」がいっぱいの、
貴重な体験をさせていただくことができました。

| 美しい季節 | 17:43 | comments(2) | trackbacks(0) |
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